初心者が中級者になるのは、上級者がプロになるのと同じくらい大変だと思う。

拝啓(背景)

はじめまして。ちゃんやまだです。今日も元気です。
みなさんは新しいことに挑戦しようと思ったものの中途半端になっていることはありませんか。
私は、社会人になり、趣味でも仕事でも新しいスキルを身に着けたいと思う中、学生のころにくらべてなかなか時間がとれないため、効率的に学ぶ方法について、特に、初心者から中級者に早くなる方法について考えてみました。

結論

結論だけ先に書いておきます。私の考えです。

  • 初心者から中級者になるには、基礎力を多少身に着けつつ、どんなスキルがあるのか全体像を把握できるようになることが必要。
    (最初は情報が多くて何から手を付けていいかわからず、ゴールがわからない。)

  • 上級者からプロになるには、他のプレイヤーと差別化できる特殊なスキルがあることが必要。
    (自分の特殊なスキルは何なのか、またそのスキルはまだだれもやったことがないはずなのでどのような練習方法が正しいのかわからず、ゴールがわからない。)

ゴールがわからない状態で進むという意味で上の2つは同じくらい大変じゃないかと思います。

かのアウシュビッツの強制労働の経験者の方も、「最大の恐怖はいつ終わるかわからないことだ」と言ってましたし、 この前twitterでみたんですが、出産を終えた方が、「出産時の痛みより、いつ終わるかわからない陣痛のほうがつらかった」と言ってました。 終わりの見えない努力ほど大変なことはありませんよね。

私はどの道においてもプロになったことがないので、上級者がプロになる方法はわからないのですが、初心者が中級者になるにはどうすればいいのか、以下、私の考えをまとめました。

そもそも、初心者、中級者の違いは?

なにを学ぶにしても、初心者の間はなにかと不安だったりしますが中級者になったらなんとなく安心できるイメージがあります。
そして上級者になるとだれかと競争していてシビアなイメージありませんか。

一般的に、初級者、中級者、上級者、プロに分けられるような気がしますが、それぞれどのような状態か書いてみます。

ステージ 基礎 応用 その他
初心者 × × 情報の取捨選択ができない
中級者 × 基礎応用ともにどんなスキルが必要なのか全体が把握できる
上級者 基礎が完璧
プロ 他の人にはない自分だけの特殊なスキルがある

やはり重要なのは"その他"の列に記載した内容かと思います。
たとえば、英語を勉強しようと思った初心者は

  • 何から手を付ければいいかわからない。
  • どれくらい時間がかかるのかわからないので計画が立てれない。
  • どの教材を選んだらいいかわからない。

また、中級者は

  • この教材をが終わったらこれをやろう。
  • 1年くらいで留学できるかな。
  • 自分に足りないスキルはこれかな。

など、なんとなくそんな感じ感想をもっていそうじゃないでしょうか。

初心者で大変なこと

みなさんの中で上達したい分野があって、まだ初心者であるものをひとつあげてみてください。
たとえば、以下想像してみてください。

今日の夜、夢の中に神様がやってきます。神様は、「その分野で活躍したいなら、これとこれとこのスキルを身につけなさい。」といい、
情報が正しいか正しくないかを聞いたら「はい/いいえ」で答えてくれる、お守り(Siriのようなもの)を授けてくれました。
翌日からは、「はい/いいえ」のお守りで正しい情報を拾い集めながら、言われたスキルを習得していくことで、不安に思ったり、寄り道せずに最速で中級者になれる気がしませんか。

若干ファンタジー入りましたが、要するに

  1. 必要なスキルの全体像を把握する
  2. 正しい情報を選択する

ことが必要なんだと思います。ただし、お気づきの方もいると思うのですが、実際は以下問題があります。

  • 必要なスキルの全体像は個人個人で異なる。
  • ネットなどにいろんな意見があるので、どれが正しいのかわからない。
  • プロが言っている一番正しそうな練習方法でも自分に当てはまるかわからない。
    (プロがみんな教えるのがうまいわけではない)

初心者から中級者へ

やっぱりやってみないとわからないことなので、とにかくやってみないといけないんだと思います。
①情報収集、②情報選択、③全体像整理、④実行 これの繰り返しだと思います。

  1. まず情報収集する。
  2. 一番自分に合ってそうな情報(方法)を選択する。
    間違った情報だったらしょうがない。
  3. 全体像を書いてみる。(書き直していく)
  4. スキル習得を実行する。

あまり③を意識せず、①②④を行っている方も多いんじゃないかと思うのですが、
③を行うメリットは全体像を(たとえ間違っていても)イメージしておくことで、不安が和らぐことだと思います。

①②④だけだったらジグソーパズルと一緒ですよね。
パズルのピースを手元に集めてみる。→①
形と色などから一番あいそうなやつを選択する。→②
ピースを当てはめてみる。→④
繰り返す...

ジグソーパズルと違うのは、全体像がわからないということです。
なので、そういう意味では初心者がなにかを習得するときは、
お手本のないジグソーパズルで、別のパズルのピースがまざっていたりしている状態に似ていると思います。

初心者のときに気をつけること

また、上記を行う上で大切なことも記載しておきます。
①情報をどこから取得するか。本、ネット、youtube、スクールに通うなど
たとえばサッカーを始めるなら、youtubeで情報収集
英語を始めるなら最初は書籍で全体像把握、youtubeも並行して情報収集など
どこで情報収集すべきかの情報収集も必要な時代ですかね...

②情報収集と実行の割合
ずっと情報収集し続けててもスキルは身につかないし、情報収集せずに実行しづづけるのも情報が間違っていた場合に大変です。
人によると思いますが、私は最初は情報収集&整理:実行=1:9くらいでやってみたいですね。

まとめ

初心者が中級者になるのは、上級者がプロになるのと同じくらい大変だと思う。
なぜならどちらもゴールが見えないから。

初心者が中級者になるには、
①情報収集、②情報選択、③全体像整理、④実行 の繰り返しが必要。
初心者では正しい情報、自分にあった情報の判断ができないため、繰り返し繰り返しの中で正しい情報を選択できる可能性を上げ、全体像を補正しながらスキルを習得する。
私もこの方法でやってみてどうだっかも追記したいと思います。